局所治療
ぎっくり腰や強い痛みがある方、
慢性的なコリをもつ方に対する施術です。
このページでは、とにかく今ある痛みを取り除きたいという方に対して行う施術を紹介しています。
局所治療のメニューと内容
・経絡筋肉マッサージ
・鍼灸治療
・肩甲骨はがし
・骨盤ストレッチ
経絡筋肉マッサージ
はせべ鍼灸整骨院の最も基本的な施術で、全ての施術に組み合わせておこないます。
経絡筋肉マッサージは、東洋医学である鍼灸治療と西洋医学であるトリガーポイント療法を組み合わせたはせべ鍼灸整骨院オリジナルの施術です。
筋肉のコリをほぐし、取り除くことに特化した効果抜群の筋肉マッサージ。
それが、経絡筋肉マッサージです。
それでは、詳しく説明していきます。
東洋医学的アプローチ
東洋医学である経穴(ツボ)は電車に例えると主要な特急の停まる駅のようなものです。身体には経絡という道(電車でいうと○○線)があり、経穴という主要駅が重要な役割を果たしています。
例えば、駅で事故が起きると電車は停まって運行できなくなりますよね。
その後の電車も停滞してしまいます。
カラダも同じで、どこかで問題が起こると体全体に影響し不調を引き起こしてしまいます。
経絡筋肉マッサージでは、この経穴(ツボ)を的確に刺激することでカラダの不調を改善し全身の巡りを良くすることができます。
西洋医学的アプローチ
筋肉にできるコリのことをトリガーポイント(数ミリぐらいの硬くてコリコリした部分)と言います。
このトリガーポイントが痛みやしびれを引き起こす原因になります。
まずは、痛みを引き起こしている原因の筋肉を見つけ出し、その中にあるトリガーポイントを探し出します。
そして、トリガーポイントを的確に刺激し取り除いていきます。
「効くぅ~!」とか「そこそこ!」という感覚
マッサージや整体にいって「なんかズレてるな」って経験ありませんか?
それほんとにズレてるんです。ツボやトリガーポイントを的確に刺激できているとカラダの中心にひびくようなズーンとした刺激を感じることできます。
私たちは全員が国家資格を持ったプロですので外すことはありません。
鍼灸治療
鍼灸治療には4つの効果があります。
1 痛みやしびれを改善する
2 血行を良くする
3 自律神経を整える
4 内臓の調子を整える
そして、鍼灸治療には、大きく分けて2種類の施術方法があります。
・ 西洋医学的な鍼灸治療
・ 東洋医学的な鍼灸治療
それぞれどんな特徴があるのか見ていきましょう。
西洋医学的な鍼灸治療
名前の通り、針やお灸を西洋医学的な考え方でおこないます。
痛みのある筋肉やトリガーポイント(筋肉のコリ)を直接狙っていきます。
筋肉のコリコリを直接取り除くようなイメージですね。
スポーツによる筋肉のケガや急性の痛み、がんこなコリやしびれなど、筋肉に直接アプローチした方がいい場合に西洋医学的な視点と考えでおこないます。
東洋医学的な鍼灸治療
経絡と経穴(ツボ)に対して鍼灸をおこないます。
内臓から来る症状や冷え、自律神経の乱れなどを治療する際に東洋医学的なアプローチを使うことが多いです。
痛みがある場所とは関係ない部分に鍼灸をおこなうことがあるので、「痛い部分はそこじゃないけど・・・」「冷えてるのは足だけど・・・」と不安に思うことがあるかもしれません。
東洋医学は症状が出ている部分を診るのではなく、カラダのめぐりが滞っている部分を診ます。そして、その滞っている原因に関連している部分を施術していきますので直接痛い部分を主に施術するということにはなりません。
ここまでをまとめると、
西洋医学な鍼灸治療は、痛い部分に直接アプローチをして痛みやしびれを取り除くことを得意とします。
東洋医学的な鍼灸治療は、痛い部分と離れている部位にアプローチをします。
内臓や冷え、自律神経の乱れなど慢性的な症状を改善することが得意です。
肩甲骨はがし
横向きで肩甲骨にアプローチする施術です。
五十肩やがんこな首コリ、肩こりの方におこないます。
肩甲骨にアプローチするのには3つの理由があります。
1 姿勢と呼吸
2 首や肩のコリには必須
3 肩の可動域
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1 姿勢と呼吸
生活の中でスマホやパソコンは必須です。その時、あなたの姿勢はどうなっていますか。前で作業をする際には肩は巻き肩で背中は丸くなっているのではないでしょうか。その時の肩甲骨は外に移動し、胸郭のスペースは狭くなっています。これは、猫背で呼吸が浅くなっている状態です。
肩甲骨を元の位置に戻すことで背筋がスッと伸び、胸郭のスペースが広がり呼吸がしやすくなります。
2 首や肩コリには必須
首の筋肉は首だけにあると思っていませんか。筋肉の多くは関節をまたいで付いています。実は、首や肩の筋肉は肩甲骨に付いているものが多いのです。
肩甲骨は首や肩のコリをとろうとするなら必ずアプローチしなければいけない部位であるといえます。
3 肩の可動域
肩を動かすのは肩の関節だと思っていませんか?
肩関節は180度動きますよね。(耳の横まで挙げられます)
でも、実は肩の関節だけだと120度しか動きません。3分の2ですね。
残りの3分の1は肩甲骨によって動いているんです。
つまり、五十肩など肩関節の可動域制限がある場合は、肩関節だけ施術していても改善しないということです。
まとめると、肩甲骨は姿勢や呼吸にとって大事な部分。
首や肩の筋肉がついていてコリを取る時には必ずアプローチしないといけない部位であること。
また、肩関節の3分の1を動かしていて、可動域制限がある人は肩甲骨の動きを改善しないとすべて動かないとても大事な部分です。
骨盤ストレッチ
ストレッチというと筋肉を伸ばすことですよね。筋肉は関節をまたがってたくさん付いています。多くのストレッチはたくさんの筋肉をいっしょに伸ばしています。
私たちがおこなうストレッチは、IDストレッチといって筋肉を一つ一つ個別に伸ばしていきます。骨盤ストレッチでは、下肢や腰の筋肉を中心に股関節や骨盤周囲の筋肉を個別にストレッチします。これにより、筋肉が緩み腰から下肢の関節の可動域が広がります。
ストレッチには4つの効果があります。
1 可動域が広がることで負荷がかかりにくい
2 筋肉がゆるむ
3 血流がよくなる
4 疲労回復
1 可動域が広がることで
負荷がかかりにくい
2 筋肉がゆるむ
3 血流がよくなる
4 疲労回復
それぞれ見ていきましょう。
1 可動域が広がることで負荷がかかりにくい
関節の可動域が狭いとケガをしやすく、筋肉本来の機能も発揮できません。
特に重要な機能である衝撃を吸収するという能力はカラダにかかる負担を減らしてくれます。
2 筋肉がゆるむ
筋肉を個別にていねいにストレッチをすることで筋肉がゆるみ痛みをとることにもつながります。
3 血流がよくなる
ストレッチをすることで筋肉がほぐれ血流がよくなります。
デスクワークなどで足がむくんだり、冷えたりする方はふくらはぎのストレッチはかかせません。
4 疲労回復
スポーツの前後にストレッチは当たり前のようにやっていますよね。
日常生活でもストレッチで1日の疲労をため込まないようにできます。
以上がはせべ鍼灸整骨院でおこなっている局所治療のご紹介になります。
大切なことは、状態を把握し、必要な施術をおこなうことです。
最前最適な施術メニューをご提案しますが、必ずやる必要はありません。
希望しない場合はお断りしていただいて結構です。