骨盤矯正

【徳島在住のあなたへ】産後3ヶ月以内に骨盤矯正を受けてはいけません

「産後の骨盤矯正っていつから始めればいいのか知りたい」

「骨盤矯正って痛いのかな?バキボキしたりするのかな?」

「骨盤矯正をやっても効果がなかったら嫌だな」

そんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 骨盤矯正は産後3ヶ月以内は受けてはいけない

  • 骨盤矯正を受ける一番いいタイミングとは

  • 骨盤矯正の方法は2つ自分に合った選び方

  • 骨盤矯正を続ける判断基準

  • まとめ

今は鍼灸整骨院をしている私ですが、修行時代はもっぱら整形外科で働いていました。

実際に、子育て中の妻や患者さんを施術していて実感したことをまとめたいと思います。

ちなみに、全く関係ありませんが私は双子です。子供も双子です。

では、早速みていきましょう。

この記事の文責

執筆者 はせべ鍼灸整骨院総院長 長谷部俊

鍼灸師 / 柔道整復師 / 柔道整復師専科教員

大阪の整形外科のリハビリテーション科、小児整形外科で従事。

教員の資格を取得後、結婚を機に徳島県に帰省し、2009年はせべ鍼灸整骨院を開院。

分院ORGANIC鍼灸整骨院 石井院ORGANIC鍼灸整骨院西条院がある。

痛みの施術を専門に年間のべ15000人以上の患者が来院する。

はせべ鍼灸整骨院で実際に産後の骨盤矯正を受けられた患者さんから良かったと言ってもらえています。

産後の骨盤矯正

骨盤矯正は産後3ヶ月以内に受けてはいけない

産後の赤ちゃん

出産後1ヶ月は基本的に整骨院や整体で施術を受けるべきではありません。

その理由を説明します。

理由1 産後はカラダを休めることが最優先

「出産は命がけ」

私の母親の口クセでした。今では医療体制も技術も整っていますが昔は本当に命がけでした。

そんな大変な出産を終えたばかりのカラダは疲労困憊です。

いくらカラダに優しい施術をするとしても、外部から刺激を入れるということに変わりはありません。

最優先にすべきは、カラダを休めることです。

理由2 寝てください

私も子育てを経験しているのでわかりますが、生後1ヶ月以内のあかちゃんは3時間おきぐらいにミルクを飲みますよね。まだ、母乳を飲ませている時期なのでまとまった睡眠時間もとれていないと思います。

整骨院や整体に行くよりも寝てください。睡眠時間を確保することが体力の回復には最も大事です。

理由3 体調が悪い時に施術を受けてはいけない

出産後は、後陣痛などの痛みがでますよね。それに、睡眠不足で赤ちゃんを育てている状況では体調は万全とは言えません。

例えば、熱がでているような時や吐き気などの体調が悪い時に整骨院や整体、マッサージには行かないと思います。また、調子のいい時に変更しますよね。

それと同じです。体調の悪い時に無理する必要はありません。

骨盤矯正を受ける一番いいタイミングとは

では、いつから産後のケアとして骨盤矯正を受けるといいのでしょうか。

それはズバリ4ヶ月目です。

4ヶ月目になると、あかちゃんも首がすわりますし、ミルクの感覚も少し、何より子育てをやり始めてすこし慣れてくる時期でもあります。

最初は右も左もわからない状況で何をやるにも大変だったこともコツをつかんだり、ペースに慣れてくるタイミングが4ヶ月目ぐらいということです。

また、この頃になると肩こりや腰痛、手の腱鞘炎など子育て特有のカラダの痛みを感じる方が多くなります。そのあたりも含めて一度診てもらうといいと思います。

※産後の回復具合には個人差があります。自分の体調と相談しながら骨盤矯正を受ける適切なタイミングを見つけていただければと思います。

骨盤矯正の方法は2つ自分に合った選び方

骨盤矯正の選び方

骨盤矯正のやり方はそれぞれの整骨院や整体院によって違いますが、大きく分けると2つ。「機械を使う」か、「手技のみ」でやるかです。

それぞれの特徴をくわしくみていきましょう。

機械を使った骨盤矯正

骨盤矯正トムソンベッド

機械を使った骨盤矯正で代表的なのはトムソンベッドを使った矯正です。

詳しい施術方法などは割愛しますが、大きな特徴は施術者の技術に左右されにくいということです。

基本的にはやることをマニュアル化しやすいので、施術効果に差が出にくいです。

また、女性と男性の施術者では体格差があります。施術のやり方によっては体格差がマイナスに働く場合がありますがトムソンベッドの場合はそのようなこともありません。

メリット

  • 施術者の知識や技術に左右されにくい
  • 女性と男性の体格差も関係ない
  • 短時間で施術が可能
  • カラダにかかる負担は少ない

手技による骨盤矯正

骨盤矯正

そのままですが、手技を中心に骨盤矯正をおこないます。

骨盤矯正というネーミングは同じだとしてもそれぞれの整骨院でやり方は大きく変わります。

はせべ鍼灸整骨院では、全身治療という名前でやっています。骨盤矯正だけでなく色んな手技を取り入れているので名前が違うだけですね。

メリット

  • その都度、細かい調整がしやすい
  • 女性と男性の特徴がでる
  • オーダーメイドで手技を合わせられる
  • しっかりとやってもらった感覚を味わえる

骨盤矯正を続ける判断基準

骨盤矯正を続ける

産後の骨盤矯正は、残念ながら1度で魔法のように改善してしまうというものではありません。だいたい1〜3ヶ月かけて調整していきます。

つまり、継続的に通院することが必要なのですが、その整骨院や整体院で骨盤矯正を受け続けていくのかどうかを判断しないといけません。

その判断基準は簡単です。

ズバリ、「通いたいと思ったかどうか」です。

効果をすごく実感して、自分のカラダが良くなっていきそうだな!

スタッフや先生も優しくていい感じ、相談しやすいし院内の雰囲気もいい!

ここにもう一度来よう!

そう思えたなら継続して通えばいいと思います。

でも、その逆で効果も感じないし、先生や院の雰囲気も悪い。なんか次来るのが億劫だなぁ・・・。

そう感じたらやめた方がいいです。大事なのは自分に合うか合わないかです。

まとめ

骨盤矯正を受ける時期は、4ヶ月目以降で体調をみながら判断するといいですね。

また、骨盤矯正の施術法はそれぞれの院によって大きく違うのでまずはお試して1回やってみて、自分に合うかどうか確認することが大切。

子育て中は負担が大きく、色んな場所に痛みや不調が出やすいものです。骨盤矯正だけでなく、自分のカラダをしっかりとケアしてもらえる場所を見つけれたらいいですね。